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日本アンゴラ Japanese Angora

更新日:2007-09-20 (木) 23:36:22

参考:アンゴラ兎の飼育と経営(昭和24年刊)
    動物遺伝資源の特性調査成績(農林水産省ジーンバンク事業)※PDF

ウサギのブリードの一種[NLBC]

分類

日本において改良されたアンゴラ
ローヤルアンゴラ種(イギリスより輸入したアンゴラ種の事)を基礎として、フレンチ系アンゴラ、カナダ系アンゴラ
いくつかの類似品種を掛け合わせ作り出されたとされる。
日本で流通していた従来の品種に比べ、やや大型で毛質はやや太め。アルビノの白色種
平均体重は2.2kg 体長27〜28cm

概要

アンゴラ種が日本に初めて輸入されたのは1870年(明治3年)
当初は愛玩目的で導入され人気を博したが、明治6年に発布された「兎取締規則」により
急速に愛好者が激減。日本における養兎環境は一旦途絶えてしまう。

その後、大正14年6月、志保井雷吉氏によりイギリスからアンゴラ種が導入され
日本においてアンゴラ種の飼育場を設けたことがきっかけとなり
その後、爆発的にアンゴラ種養兎が広まることとなる

1928年(昭和3年) アメリカへアンゴラ種の毛皮輸出が始まり、
その3年後の1931年(昭和6年)日本アンゴラ協会が設立。
そして、1951年(昭和26年)本種、日本アンゴラ種が正式認定されることとなる。

日本にはもともと存在しなかった種類ゆえに、
物珍しさと特需景気により投機の対象にされ、何度か価格の乱高下が起こり社会問題となる
本種を含めたアンゴララビットの養兎ブームは少なくとも3度発生している
1度目のブームは明治時代。西洋渡来の珍種と持てはやされ愛玩種としてブームに。
しかし「兎取締規制」により急速にブームは収束
2度目は昭和4年頃、「アンゴラ狂乱」とも呼ばれた大ブームに。
しかしその後の兎毛価格下落によりブームは下火に。
3度目は戦後の昭和24年頃、世界的な需要により日本における重要な輸出産業として養兎産業が盛んになる。
それに伴い本種の育成も各都道府県に養兎組合が出来るほどに発展する

この3度目のブーム発生時の1960年代まではアンゴラ種毛皮の高騰により活気があった本種だが
その後は需要の低下により養兎業者の数が減少
現在ではNLBC等数ヶ所の養兎施設で血統管理されるのみとなっている

 
 

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Last-modified: 2007-09-20 (木) 23:36:22